2017年10月19日
日本における葬式の場合は仏式タイプが多く、そのスタイルは一般葬が基本となります。通夜式や告別式を執り行うなかで、故人の遺族や親族だけでなく知人や友人の他に会社関係など多くの人が弔問するスタイルです。そのため故人の人柄や生前の人間関係によって、葬式自体の規模もかなり大きくなる場合もあります。
そのため弔問客などの人数が300人前後となることが多いです。ですが最近ではわざわざ遠い所から弔問に来てもらうのは申し訳ないという考えや、葬儀自体の費用を抑えたいという考えが増えてきています。そのほかに故人と親しい人達だけで葬式を執り行いたいという希望もあります。
そういった希望をする遺族が選ぶ葬式のプランとして増えたのが、家族葬とよばれるスタイルになります。その他には密葬や身内葬などと呼ばれる場合もあります。家族葬や密葬は故人の親等内のみしか葬式に参列することが出来ないと勘違いされることが多いですが、親等内だけというわけではありません。
あくまでも親しい人達だけという事ではありますが、お世話になった知人や友人なども弔問客として参列することは可能です。ただし一般葬のように多くの人に訃報を知らせる事はせず、基本は遺族や親族を中心としたプランで少人数で執り行うスタイルになります。
そのため人数なども一般葬に比べて少なく、平均して30人前後となることが多いです。都内など生活スタイルが昔と大きく違う地域などでは、小規模なスタイルの葬式を選ぶ傾向が強いです。