しっかりと理解しておきたいお焼香の手順

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2018年08月28日

お焼香につきましては、基本知識として、立礼、座礼、回し焼香のスタイルがあります。一般的には、立礼焼香に関しては会場の葬儀、座礼焼香に関しては家や寺での葬儀そして、回し焼香に関しては会場がとても狭い葬儀並びに参列者が多くいる葬儀で実施されます。

椅子席が備わっている会場では、立礼のご焼香が施されます。一連の流れとして、焼香台の前で止まって、遺族及び僧侶に対して一礼し身を正し遺影に対して合掌し引き続いて焼香台へと進んで、お焼香をし、さらに合掌し、一番最後に遺族に一礼し席に戻るというお焼香のマナーになります。

つぎに、畳敷きの和室などの家や寺では、座礼のご焼香が施されます。一連の流れは、まっすぐ立ち上がることなく、移動にあたっては腰を落とし、お焼香に取り組む時は正座の状態で実施します。この際の移動の方法を膝行、膝退と言います。

親指のみ立て、両方の腕を体の両脇より前に置いて、体を上にあげるようにして膝を前に出し移動することになります。さらに、回し焼香ですが、座った状態で焼香炉を隣人へと順に渡しつつ施すスタイルです。手順については、隣人から回ってくる焼香炉を受け取って、自分自身の前で立礼と同様の流れでお焼香することになります。

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