2019年11月07日
葬儀の際の食事というと、通夜の後に行なわれる通夜ふるまいがあります。精進料理を出して、参列者に故人を偲んでもらいながら、会食をしてもらうのが目的です。精進料理というと、肉や魚を除くイメージがありますが、実際には、そのようなイメージはなく、好きな料理を出して良くなっています。
故人が生前好きだった料理や、参列者が好む料理を出し、厳かな雰囲気のなかで進めるのが良いでしょう。人数が多い場合には、仕出し弁当を活用して、人数分の料理を揃えるのも良い手段です。会場のなかに大皿で料理を盛ることで、参列者も様々な料理を楽しめることでしょう。
精進落しは、喪主の挨拶から始めていきます。会食の時間は、平均して2時間程度になっています。会食の後には、開始の際と同様に喪主の方が挨拶を行っていきます。会食に僧侶が参加している場合には、お布施を渡してみるのを忘れないようにしましょう。
厳かな雰囲気を感じがちな会食の席ですが、故人の冥福を祈るのであれば、楽しく思い出話しに浸るのが良いでしょう。会食時に、葬儀後の納骨や法要スケジュールが決まっている場合には、その旨を伝えておきましょう。会食の進め方が分からない方は、葬儀社に伺うのが良いでしょう。